赤べこをつないで


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3月2日付の朝日新聞に「赤べこが結ぶ二つの震災」という見出しで、赤べこを美術の授業の教材に使ってくださっている近藤先生の記事が掲載されました。始まりは2011年、福島から大阪に移住して家具店をオープンした当初のことで、ある日店先になにげなく置いた赤べこがつないだご縁。それから8年、毎年近藤先生は赤べこの絵付けを卒業制作として使ってくださっていて、先生の授業を通じて「赤べこ」教材の輪がどんどん広がっています。20代のときに阪神・淡路大震災を体験した近藤先生は、赤べこを単に教材としてだけでなく「福島のことをひとごと思わないで将来生きていってくれたら」と震災後の福島を訪れた時の様子も生徒に伝えてくださっています。

子どもの頃から慣れ親しんだ郷土の玩具が遠く離れた大阪でも親しまれ、福島に思いを寄せてくださっている方がいる。その昔、お堂が建立される際、牛の群れが現れて材木運びを手伝ってくれたという赤べこ。首を振りながら色とりどりに並んだ赤べこ達に底知れぬパワーとご縁を感じずにはいられません。子どもたちがどうかいつまでも健やかにいられますように。

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by KURANISMSTORE | 2020-03-05 12:50 | 赤べこ

オーダーメイドの家具や修理、会津木綿プロダクトの企画製作、建築デザインと空間づくりをしています。


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